
ダンボールの数は「世帯人数+荷物タイプ」で決まる
引っ越し準備でよくある悩みが、ダンボールを何枚用意すればいいのか問題です。少なすぎると終盤で詰められず焦りますし、多すぎると部屋が箱だらけになって動きにくくなります。結論としては「世帯人数」と「荷物の量」、そして「本や食器など重い物が多いか」で必要数が変わります。まずはざっくり目安を掴み、そこから自分の家の特徴に合わせて増減させるのが失敗しにくい方法です。
単身から家族までのざっくり目安
一般的な荷物量を想定した場合の目安は、次のイメージです。部屋の広さだけで判断するより、実際の生活スタイルを思い浮かべるほうが精度が上がります。
単身で荷物少なめは15〜25枚、単身で荷物多めは25〜40枚が目安です。二人暮らしは40〜60枚、三人家族は60〜80枚、四人家族は80〜100枚くらいを見ておくと、足りないリスクが下がります。
ただし本や趣味の道具が多い人、衣類が多い人、キッチン用品が充実している家庭は、同じ人数でも増えやすいです。
荷物の量を左右するチェックポイント
自分の家が「多め」かどうかは、次の項目で判断するとわかりやすいです。
本や漫画が棚にびっしりある、食器が来客用まで揃っている、衣替えをしても収納がパンパン、趣味用品が複数ジャンルある、ストック品を多めに買う癖がある。これらに当てはまるほど、箱数は上振れしやすいです。
数を外さないための数え方は「場所別」にする
目安だけで買うと、生活スタイルによって当たり外れが出ます。そこでおすすめなのが、部屋や収納場所ごとに「何箱になりそうか」を見積もる方法です。やり方は難しくなく、収納を開けて、そこに入っている物を箱に移す前提でイメージするだけです。
クローゼットと衣装ケースは箱に換算しやすい
衣類は量が多くても軽いので、詰め方を工夫すると箱数を読みやすくなります。たとえば引き出しケース一段ぶんが中箱半分から一箱弱、ハンガーの衣類は袋や専用ケースを使うとダンボール消費を抑えられます。逆に、畳んだ服を大箱に詰めすぎると形が崩れ、開封後が大変になります。
本と食器は小さい箱前提で見積もる
ダンボール数の見積もりで一番ズレやすいのが、本と食器です。重いので小箱が基本になります。
本棚一段が小箱一箱、食器棚の一段が小箱一箱、というようにカウントすると、想像より枚数が増えることが多いです。特に漫画や文庫が多い人は、ここだけで10箱以上増えるケースもあります。
不足しない準備のコツは「余裕分」と「サイズ分け」
ここまでで大体の必要枚数が見えてきたら、最後は不足を防ぐ工夫です。コツは、予備を数枚足すことと、箱サイズを揃えすぎないことです。箱が足りないと、荷造りのリズムが止まってしまいます。数枚の余裕が、精神的にもかなり効きます。
予備は全体の一割を目安に用意する
最終的に必要な枚数は、細かい物やストック品で増えがちです。そこで、見積もりの一割くらいを予備として確保すると安心です。たとえば50枚の見積もりなら5枚、80枚なら8枚といった具合です。余った箱は回収サービスに出したり、保管やメルカリ出品に使えたりするので無駄にもなりにくいです。
大中小を混ぜると詰めやすく当日も運びやすい
ダンボールを全部同じサイズにすると、重さの調整が難しくなります。おすすめは、大箱は軽い物用、中箱は日用品や雑貨用、小箱は本や食器用に分けることです。
目安としては、大箱が全体の3割、中箱が5割、小箱が2割くらいから始めると使いやすいです。本が多い人は小箱を増やし、衣類が多い人は大箱や衣類用資材を増やすとバランスが取れます。
ダンボールを増やすべきタイミングと手配先
引っ越し準備を進めていくと、想定より箱が減る場面があります。特にキッチン、洗面所、書類、ストック置き場は箱が増えやすいです。早めに気づけば追加手配は難しくありません。
追加が必要になりやすいのはキッチンとストック
キッチンは小物が多く、割れ物も多いので箱数が伸びます。調味料や乾物、ラップや保存容器、使いかけの食材など、細かい物が想像以上にあります。ストック品を多めに置いている家庭は、洗剤やトイレットペーパーなども箱を使います。見積もり時点で、ここは多めに見ておくと安心です。
手配先は引っ越し業者と無料入手を併用する
ダンボールは引っ越し業者が必要分をくれることが多いですが、プランによって上限があります。不足しそうなら早めに相談するとスムーズです。
追加分は、スーパーやドラッグストアで無料でもらえる箱を併用する方法もあります。ただしサイズがバラバラで積みにくいことがあるので、重い物は業者の丈夫な箱、軽い物は無料箱と使い分けると失敗しにくいです。
